諦めて捨てられてしまう
大切な宝物(革製品)を守りたい

私たちは本プロジェクトを通し、一人でも、一つでも多くの
大切な思い出を残していきたいと考えています。

活動の背景・想い

「残したい」に「応えたい」

私たちの活動母体となっているのは、熊本で30年以上、革製品専門のクリーニング店です。

2020年7月4日に熊本県を中心に発生した大規模水害においては、私たちのお店及び自宅は熊本市内にあり、特段の被害はありませんでした。しかし、熊本県南部、そして阿蘇地域等の様子がテレビやSNSで流れてくる度、4年前の熊本地震の頃のことが思い出され、胸が苦しくなりました。

そして熊本水害後、被災地の芦北町から、わざわざ80km離れた当店に、大事な革製品を持ち込まれたお客様がいらっしゃいました。泥だらけの革ジャン。事業を営んでいらっしゃるその方は、被災し、事業再開の目処が立たない中でも、「どうしても残したくて」という想いでその宝物を当店に持ち込まれたのでした。

熊本地震の時は私たちも沢山の支援物資をいただきました。避難所でいただいた炊き出しの暖かさは今でも忘れることはできません。こんな時だからこそ、「私たちにできることは何か」を考え、このプロジェクトをスタートするに至りました。

活動内容

被災地現地支援

革の専門家メンバーが現地に赴き、プロ仕様の特殊な溶剤を用い、クリーニングを実施します。
被害の状態を一つ一つ確認し、その場で丁寧に修復・クリーニングしていきます。

遠隔支援

当団体の母体である「有限会社九州ホールセール」の専用工場に思い出の詰まった革製品をお送りいただきます。30年の実績のある業界随一の技術を用い、革製品を修復していきます。

遠隔支援

当団体の母体である「有限会社九州ホールセール」の専用工場に思い出の詰まった革製品をお送りいただきます。30年の実績のある業界随一の技術を用い、革製品を修復していきます。

活動実績

2020年10月17日

【令和2年7月豪雨】無料修復回@芦北町 野坂屋旅館

活動報告

【御礼とご報告】革レスキュー2022年度活動報告

水害に遭った革製品を救う、革レスキュープロジェクトの2022年度の活動報告をさせていただきます。

皆様からのご支援、温かいお言葉ありがとうございました。

2022年度の寄付金のご報告と実績報告を下記で記載いたします。

革水では今後も、急な水害にも対応できるよう、活動を続けて参ります。
引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

2022年度ご報告

寄付金の合計(2022.12.22時点)

寄付合計金額
¥43,000
件数
8件(革水メルマガ、Facebookの告知を見られた方から)
件数
8件(革水メルマガ、Facebookの告知を見られた方から)

被災した革製品の修復ご依頼(2022.12.22時点)

クリーニング値引額
¥24,200
無料送料額
¥8,200
依頼
3件
依頼品(令和4年9月台風第14号による水害でのご依頼)
バッグ2件、ランドセル1件
依頼
3件

ご依頼内容の一部を掲載しております。

【依頼日】11月22日

【被害】令和4年9月台風第14号による、床上浸水

【被害品】ランドセル

【依頼の方からのお言葉】
「台風から2ヶ月が経ち、仮住まいでの生活と仕事が落ち着いてき、
ようやくご連絡ができました。
ランドセルですが、クリーニングできますか?
汚水に浸かったので、一度洗っていただきたくて、ご連絡いたしました。
今は、仮のランドセルをいただきましたが
愛着のある自分のランドセルを使いたいようです。」
来年度もひとつでも多くの被害に遭った革製品と、ご依頼者の方のお力になれるよう、活動を続けて参ります。
引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。


団体概要

会社名 チーム革レスキュー
住所 〒860-0055
熊本県熊本市西区蓮台寺4丁目2−1
代表者 藤木正子
電話番号 096-234-8677(有限会社九州ホールセール内)
メールアドレス info@kawasui.com
設立 2020年10月
設立 2020年10月

寄付のお願い

活動のご支援お願いいたします。

本活動はご寄付により成り立っております。プロボノとして母体である有限会社九州ホールセールの人員や設備を動員しておりますが、近年の水害の頻度・被害規模ではそれだけでは支援が追いつきません。
皆様のご支援、何卒よろしくお願いいたします。